留学やワーホリなどを目的にドイツ渡航を決断し、さあ何を持っていけばいいのか悩んでおられる方へ。
わたし自身のドイツ渡航・居住経験から、絶対に外せない【必須持ち物】をご紹介します。
【ほぼ必須編】や【あると助かる編】、持ち物全てをまとめた【オールスターズ編】も別記事にて紹介しております。
【必須】持ち物は以下の通りです。
◆航空券
◆証明写真
◆ビザ※
◆現金
◆クレジットカード
◆海外旅行傷害保険証
◆海外用電源変換プラグ
◆お薬
それではひとつずつ確認して参りましょう。
パスポート
言わずもがな必携中の必携ですね、パスポート。
まず出国の際に必要になりますし、渡航先でも日本国内であっても身分証明証として最強です。
パスポートは5年、10年の2つの有効期間から選ぶことができます(20歳未満の方は5年のパスポートしか選択できません)。
申請は各都道府県のパスポートセンターで行います。
料金と申請に必要なものは以下の通りです。
10年パスポート | 16000円 |
---|---|
5年パスポート | 11000円 |
1. 一般旅券発給申請書 …1通
パスポートセンター他、区市町村役場の市民課でゲットできます。5年用と10年用で用紙が違うので注意。
2. 戸籍謄(抄)本 …1通
役場の市民課で取得できます。コピー不可で、発行から6ケ月以内のものが有効です。
3. 住民票の写し …1通
原則不要ですが、住民登録をしている都道府県以外のパスポートセンターにて申請する場合は必要となります。加えて「居所申請申出書」も必要となります。面倒なので、パスポートの申請をする前にパパッと転出と転入をやっちゃいましょう。
4. 写真 …1枚
撮影から6ヶ月以内のもの。縦4.5cm × 横3.5cm。寸法を間違えないよう注意です。いつも通り履歴書用の設定で撮らないように「パスポート用」を必ず選択しましょう。
5. 身元確認書類
提示するものによって必要数が変わってきます。1点で済むものでメジャーなものは、「運転免許証」と「個人番号カード」です。これらを持っていない人は、「健康保険証」と「年金手帳」や「学生証」などから2点が必要となります。
6. 印鑑
申請に要ったかどうか覚えていないのですが、当時わたしは持っていきました。
7. お金!!!
その他不明点は、各役場やパスポートセンターにて聞かれると安心です。
航空券
航空券がなきゃぁ話にならない…ッ!
ネットや代理店で早めに確保しましょう。
海外航空券予約サイトは、スカイチケットやエアトリなんかが最近有名ですね。
なにがなんでも最安値の航空券をゲットしたいのであれば、まずはスカイスキャナーで一挙に航空会社や代理店が提示する航空券金額の比較をするといいと思います。

わたしも航空券を買う際は、必ずスカイスキャナーを参照します。
どの航空会社にするかを航空券の価格で選ぶのもいいですが、機内アメニティや食事などの情報も調査したほうがいいかもしれません…。
以下、ドイツへ渡航した際の航空機搭乗レビューです。ご参考までにどうぞ。


ドイツへの渡航時間は、直行便で11~12時間、乗継便で16~23時間以上です。
直行便は時間も短く乗り継ぎの手間もかからないので最高なのですが、航空券の値段は乗継便の2倍以上します。
一方、乗継便は時間と手間がかかる分、航空券代は安く済みます。
乗り継ぎを不安に思われる方は、航空券代が高くてもやっぱり直行便がおすすめです。
ANAで羽田発フランクフルト着の直行便が就航しています。
「羽田発」というのがアクセスしやすいのでポイント高いです。

わたしの両親は、このANAの直行便でドイツのわたしの元に来ましたよ。乗務員が日本人なので安心です。
証明写真
こちらはパスポート紛失時に必要となります。
自身を安心させるためにも必ず数枚は持っていきましょう。パスポート用の寸法(縦45㎜×横35㎜)です。
また別で、現地でのビザ申請や語学学校での学生証発行の際にも写真が必要となります。
その予定のある方は、さらに余分に証明写真を持っておきましょう。
ビザ※
ビザは、出国前に申請して所持しておくとよい場合と、出国後に申請する場合、不要な場合があります。
出国前に申請する場合
出国前にビザを申請しておくとよい場合と言うのは、ワーキングホリデービザを利用してドイツに長期(3か月~1年)滞在する場合です。
ここで捕捉なのですが、
ワーホリビザは、国内でも渡航先でも申請可能です!
しかし。
ドイツでのビザ申請は、大変骨が折れるので、是非とも国内で取得してから渡航されることを、強くお勧めします。

まず、ビザ申請手続きをするためには事前に予約が必要なのですが、外人局の担当さんにメールを送ってから、返事が来るまでがめっちゃ遅いんですよ!(笑)
入国から90日以内にビザを発行しないといけないので、かなり不安になります。
また、ビザ申請日当日、必要なものを完璧に揃えて挑んだとしても、ビザが下りるかどうかは、外人局でぶち当たる担当さんの裁量にゆだねられています。
冗談抜きで、ドイツでワーホリビザが下りるかどうかは「運」なのです(笑)
実際、わたしも現在ドイツでワーホリビザ申請日を待っている状態なのですが、予約を取るのに一苦労したし、ビザが下りる保障はないし、今もずっと不安です。
こんな不安な思いをしないためにも、国内で取得可能なワーホリビザは事前の必須持ち物のひとつだと思います。
出国後に申請する場合
ワーホリ以外のビザについては、出国後に申請します。
学生ビザ | 90日を超えて滞在する場合、渡航先にて申請。 |
---|---|
語学学生ビザ | |
就労ビザ |
上記ビザを取得したい方は、渡航先で申請するしかないので頑張ってくださいね(´;ω;`)

Viel Glück!(幸運を祈る)
ビザ不要
90日以内の滞在予定であれば、ビザの申請は必要ありません!
MAX90日間ビザなしで滞在してもよい、ということです。素晴らしい。
なんだかんだ、長期滞在する予定の人も短期予定の人も、とりあえずビザなしで入国してオッケーなんです。
長く住みたい人は、3か月以内に語学学生ビザを取るなりワーホリビザを取るなり、どうにかすればいいんですよ!(荒業)

まぁ、絶対にビザが下りる保障はないんですけどね…(笑)
長期滞在ビザ申請に関する詳細はドイツ大使館のページをご覧ください。
現金
キャッシュレスの時代だし先進国なのでクレカ1枚あれば大丈夫…とは思わずに、必ず現金を持っていきましょう。
パン屋やカフェ、個人商店など、意外とカード使えないんですよ!(笑)
加えて、ドイツの飲食店ではチップ込みの支払いがエチケットなので、外食する際には現金の方が都合がいいかな、と思います。
事前にユーロ現金を用意する際におススメの方法が2つあります。
マネーパートナーズは本来FXサイトですが、外貨両替も行っています。
手他の両替業者と比較して手数料が格段に安く、両替した外貨は空港で受け取ることができます。
わたしも実際にマネーパートナーズでユーロに両替&空港受取してきました。↓

外貨両替マネーバンクは、ネット上で外貨両替→無料宅配するサービスを行っています。
銀行や空港などで両替するよりも断然手数料が安く済み、おまけに無料で宅配してくれるんだからびっくりです。
空港内の郵便局に留めておくこともできるらしく、かなり便利です。
クレジットカード
現金が必須なのはもちろんですが、クレジットカードも必須です。
なぜなら、クレカには利用/自動で海外旅行保険がつけられる機能があるからです。安心です。
旅行目的の方は、わざわざ短期間の為に海外旅行保険に加入するのは躊躇しますよね。そういった方にとっても必携です。
わたしのおすすめは以下の2枚です。
学生さんであれば学生専用ライフカード一択です。お得です。学生のうちに作って海外旅行で使い倒しましょう。
また、クレジットカードって現金を生成することも可能だから便利なんですよ(笑)
これは所謂キャッシングというやつです。
渡航先のATMでキャッシングをすることにより、現地通貨で指定した金額を下せます。
原則、翌月に引き出した分のお金+利息を口座引き落としで返済します。

キャッシングに抵抗のある方は、現金を多めに持っていくのが吉ですね。
海外旅行傷害保険証
クレカ付帯の海外旅行保険だけでは不安だ…という方は、別で保険に加入してから、その保険証をお持ちください。
また、ドイツで90日を超える滞在を予定している方は、クレカの保険内容ではビザを申請できないので、きちんとした保険に加入する必要があります。
ドイツでビザの申請時に有効な保険というのは、以下の2つです。
◆妊娠時の補償
この2つの項目を必ず補償してくれる保険会社を探して加入しましょう。
わたしが利用した保険会社はこちらです。
→ステップイン保険
こちらは、ドイツのボンに事務所を置く保険会社で、日本人スタッフが常駐しており日本語での相談も可能なので安心です。
ドイツでのワーホリ滞在や留学をする人たち用に特化している印象を受けます。
もちろん歯科治療時や妊娠時の補償も含みます。
海外用電源変換プラグ
日本とドイツはコンセントの形が違います。
必ず変換プラグを買って持っていきましょう。
スマホやパソコンの充電など、コンセントは滞在初日から必要になります。
初日に慌てて現地の電気屋さんに駆け込み、読めないドイツ語にパニックになりながら変換プラグを探すのは非常に骨が折れると思いますからね。必須です。
ドイツで使えるプラグは【Cタイプ】です。
電気屋さんのコンセントコーナーにも売っています。ついでに言うと100均にも売っています(笑)
滞在先のお部屋でいくつか使うと思うので、3つほど買っておくと安心です。
わたしも3つ持ってきて部屋の各所で使っています。
お薬
頭痛持ちの方、胃腸が弱い方、鼻炎の方……日々飲んでおられる薬があると思います。
それらは現地でも買えるからいいや、と思わずに、国内で多めに処方してもらって持っていきましょう。
ドイツ語を読んだり話したりできるならともかく、できないうちはすべてが呪文のようです。
効能が全く違う薬を買ってしまいかねません。
長期滞在予定の方は、数か月過ごすうちに徐々にドイツ語の読み喋りができるようになってくるので、最初の数か月分の薬だと思って持っていきましょう。
それ以後は、薬局にて自分で選んで買えると思います。
わたしは渡航前、かかりつけの内科では下剤を、皮膚科では炎症を抑える軟膏を特別多めに処方していただきました。
その時に薬が必要な状態ではなかったのですが、先生にドイツに長期滞在する旨を話したところ、処方していただけたという感じです。
必要なお薬について、先生に相談してみるのもいいと思います。
終わりに
以上が、わたしのドイツ居住経験に基づいた【必須】持ち物です。
また必須だと気付いたものがあれば、随時更新していきます。
ほぼ必須持ち物↓

あると助かる持ち物↓

持ち物すべて↓

ご参考となれば幸いです(*^_^*)
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