ドイツへの旅行や留学などに際して悩んでおられる方へ。
わたし自身のドイツ居住経験を元に、必須持ち物プラスアルファで、絶対に持っていくべきもの【ほぼ必須編】をご紹介します。
【必須編】【あると助かる編】【オールスターズ編】も別記事にてご紹介しております。



【ほぼ必須】持ち物は以下の通りです。
◆スプーン、フォーク、箸
◆折り畳みスリッパ
◆ミニポシェット
◆トートバッグ
◆洗濯用ネット
◆ナプキン
それではひとつずつ確認して参りましょう。
独和辞典
辞典がなくても別に死にはしないので「必須」ではないけれども、それでも辞書は絶対に必要です(笑)
当然ですが、ドイツの書店には独和辞典を置いていません。
問題集や単語ブックはドイツで揃えてもいいと思いますが(…というか、問題集などは本文すべてがドイツ語で構成されたものの方が格段に速く身につく)、ドイツ語と自分自身を繋ぐためには、まず日本語が必要です。
独和辞典はいくつかの出版社から発売されていますが、その中でも三省堂のクラウン独和辞典をおススメします。
これは大学在学時のドイツ語講師からおススメされたもので、わたしもドイツに持ってきました。
スプーン、フォーク、箸
留学やワーホリで長期滞在する予定のある方であれば、ほぼ必須です。
滞在先のホステルやWG(Wohngemeinschaft=ルームシェア物件)に共同の食器として備えてあるかもしれませんが、絶対にあるとは限りません。
現地で調達するとして近所のスーパーに行っても、安くでは手に入りません。うちの近所のスーパーでは、フォークやスプーンが7ユーロで売られています(笑)
また、「お箸」は取り扱いがない可能性もあります。
ドイツには「EURO SHOP」なる100均的なお店もありますが、どこそこには無く、品ぞろえもあまり豊富ではありません。
なので、「お箸をすぐに使いたい…」「100均程度のものでいい…」と思っていても、気軽にはゲットできないのです。
そして、ドイツのお店は日祝休業なので、お気を付けください。
以上の理由もありますが、使い慣れた食器を使うのが安心感があるという理由も大きいです(*^_^*)
(折り畳み)スリッパ
使い捨てのものでも構いません。早速往路の飛行機の中で必要になります。
日本からドイツへの空の旅は、直行便で12時間ほど、乗り継ぎ1回で(トランジットでの滞在時間にもよりますが)トータル20時間以上かかる経路もあります。
機内で過ごす時間が大変長いので、ここで(折り畳み)スリッパがとても助けになります。
長時間座った姿勢で靴を履いたままでいるのは予想以上にしんどいです。
スリッパに履きかえれば、靴の締め付けがなくとっても快適!
床に直接足を触れることもなく、お手洗いに行く度に靴を履きなおさずに済みます。
また、スリッパは滞在先での室内履きとしても大活躍します。
むしろメインはこっちですね(笑) ドイツでは一般的に部屋の中にも靴で侵入するので、それに抵抗のある方にとって必須です。
わたしも日本からスリッパを持っていき、滞在先のWGで室内履きとして利用しています。
ミニポシェット
貴重品用バッグとして、ミニポシェットの携帯をおすすめします。
ミニポシェットは小さめのショルダーバッグで、肩紐を短く調節して上半身の前に持てる(上半身にくくりつける(笑))ようなものがベストです。
こんな感じです↓
(黒いポシェットに貴重品を入れ、その他はH&Mのショップ袋に入れて観光した日の写真(笑))
中に入れる貴重品は以下の通りです。
・学生証
・パスポート
・保険証のコピー
・携帯電話 など
滞在期間の長短に関わらず、貴重品用バッグとその他用バッグを分けて持ち歩かれることを強くおすすめします。
ドイツは、場所にもよりますが、移民が多く人種が多国籍です。そのせいか、日本より治安が悪いと感じます。
これはわたしの思い込みではなく、実際にわたしの同級生で2人、ドイツでひったくりとスリにあっています。
すれ違いざまにハンドバッグを丸ごとひったくられたり、リュックサックの後ろを刃物で切り裂いて中身を盗まれたり…。
日本では考えられないようなことがマジで起こります。
ちょっと身構えすぎでは…?と思うかもしれませんが、そんなことありません。そもそも日本人が不用心すぎるところがあります。
過ぎたるは猶及ばざるが如し。自分の身を守ることができるのは自分のみ!
財布など貴重品を盗られて途方に暮れないためにも、ぜひともミニポシェットの携帯をお勧めします。
わたしもそうしていたお蔭か、一度も盗みに会わず、ドイツ滞在中を安全に過ごすことができています。
トートバッグ
こちらは、前の項目【ミニポシェット】にてご案内した、貴重品以外のその他用バッグとして使います。
トートバッグ…またの名を【盗られてもいいバッグ】と称します…!
日常生活を送るうえで、貴重品のみのミニポシェットだけでは不便です。語学学校や大学に通うなら教材も持ち歩く必要があります。
そういったものを、トートバッグに入れます。
「盗られてもいいバッグ」とは言っても、できるだけ何も盗まれたくないですよね。
ここでちょっとしたポイントです。
盗人は、トートバッグのような粗末な布袋を(貴重品が入っていないと思われるので)あまり狙わない、と教えてもらったことがあります。
&
中には万が一盗られてもいいものだけ入れる
このコンボで自分の持ち物を守りましょう。
洗濯用ネット
この洗濯用ネットは、そんなドイツの洗濯機と闘うために必要となります。
網目は細かいもの。
大きいもの、小さいもの、両方2つずつほど持っていくといいです。
洗濯機で一番弱い(冷水&短時間)モードを選択しても、繊維にとても負担がかかるらしく襟元は伸びるわ、縫い目はほつれるわ…。
そこで洗濯用ネットです。
洗濯用ネットはドイツの激しい洗濯機相手によく闘ってくれると思います。ネットに入れて洗濯しているお蔭で、衣服の損傷をできる限り抑えられています。

余談ですが洗濯機の温度設定をミスるとほぼ熱湯で洗浄されるのでセーターがめっちゃ縮みます(笑)
ドイツの洗濯機については別記事にも書いているので、よろしければご覧ください(*^_^*)

ナプキン
女性の生理用品です。
ナプキンは、日頃使い慣れている形のものを、朝用/夜用の各1袋ずつ持こられることをお勧めします。
わたし自身、滞在数か月後からドイツの市販のものを使ってみたのですが、……大変恐縮なのですが、日本で売られているものより品質的な問題で、装着時の心許なさがあります。
加えて、ドイツのナプキンって大体羽無しなんですよ。
元から羽無し派のひとには問題ないかもしれませんが、羽有り派のひとは最初のうちは大変かもしれません。
使っていくうちに慣れることはできますけどね。

日本のナプキン、素晴らしい…。
日本の外で気付く日本製の素晴らしさがあります。
滞在が数か月の予定で、なおかつキャリーケースに余裕のある方は、滞在月数を賄える分のナプキンを持ってきてもいいかもしれません。
終わりに
今回は、自身のドイツ居住経験を振り返りながら、備える持ち物【ほぼ必須編】のご紹介をしました。
「ほぼ必須!」と思えるものを思い出したら、随時更新します。
【必須編】【あると助かる編】【オールスターズ編】はこちら↓



ご参考になれば幸いです(*^-^*)
コメント
来年ドイツに行くので参考にさせていただきました!更新がんばってくださいw
閲覧と応援をどうもありがとうございます。
これからまたドイツ情報の更新を増やしていきます…!