ドイツには日本のドライヤーを持って行かなくていい。わたしのオーバーヒート体験談

ドイツへの留学やワーホリ準備を進めていくなかで、ヘアドライヤーも必要な持ち物として用意していませんか。

普段使用しているドライヤーがよほどお気に入りというわけでなければ、絶対に持って行かなくていいです。日本のドライヤーは、ドイツではただの置物と化します。

 

 

ドイツで日本のドライヤーが使えない訳

ドイツで日本のドライヤーが使えないその理由は、ドイツ家電と日本家電では、電圧が違うためです。

 

日本のコンセントは100Vですが、ドイツのコンセントは230Vと電圧が高いです。

日本の家電は、日本で使うように生産されているわけなので、耐えられる電圧は100Vとなっています。ドライヤーも例に漏れず100Vです。

 

V(ボルト/電圧)は「電気を流す力」なので、このVの数値が高ければ高いほど、多くの電気を流します。100Vと230Vであれば、230Vの方が遥かに多くの電力を流すことができます。

 

よって、ドイツのコンセントに日本のドライヤーをつなぐとめちゃくちゃ多くの電気が流れ込んでオーバーヒートします。

 

…はい、わたしは実際にオーバーヒートさせました(笑)

 

 

ドライヤーが燃えかけた

わたしは日本で普段使っているドライヤーがとてもお気に入りでした。なので、もちろんドイツでもこのドライヤーを使おうと思い、持ってきました。

 

ドイツに到着し、宿泊先のホテルで早速ドライヤーを使ってみました。

変換プラグのCタイプを先端に装着し…

 

穴に差し込む。

 

そして電源を入れると…

 

 

フォオオオオオオオオオオオン!!!

 

 

いつもより大きい音がする?!というかまるでドライヤーの悲鳴のような…。

…不思議に思い、しばらくするとなんだか焦げ臭いにおいが…

 

なんと、ドライヤーの吹き出し口の内部組織が燃えて真っ赤になっていました(笑)

なにこれ!ヤバイじゃん!!!

 

マイドライヤー、終了!

 

この瞬間から、わたしのお気に入りのドライヤーは、ただ荷物スペースを無駄に消費するだけの置物と化しました…。

 

コテコテの文系&家事にも疎いわたしは、電圧とか消費電力量とかを考えて生きたことが一度もありませんでした。

 

大事に至らずよかったけど、笑っちゃった出来事でした(笑) この失敗のおかげで学べたので良かったですけど。

 

 

日本のドライヤーをドイツで使う方法

どうしてもお気に入りのドライヤーしか使いたくないという場合は、ドイツでも変圧器に接続することで日本のドライヤーを使えます。

 

ここで、変圧器を選ぶ際に注意点があります。

どの変圧器でもドライヤーが使えるわけではない。
注目すべき点はW(ワット/消費電力)の値。

 

ドライヤーの消費電力は、大抵1000W以上です。わたしのお気に入りのドライヤーも1200Wです。

持っているドライヤーのW値を確認し、そのW値を上回る許容量の変圧器を選ばなければなりません。

 

 

例えばこの変圧器。↓

この変圧器は、220-240Vを100Vにまで抑えてくれるもので、なおかつ消費電力は2000Wまでオッケーです。これで、2000Wまでのドライヤー(電化製品)を使用できるようになります。

 

↑この変圧器だと、電圧は抑えてくれますが消費電力は200Wまでとなるので、ドライヤーは使用できません。

 

この変圧器があれば、1200Wのドライヤーまで使用可能です。

この変圧器が他のものと違うところは、ドライヤーとヘアアイロン専用で、他の電化製品では使用できないという点です。

また、この変圧器はもともとCタイプのプラグがついているのでヨーロッパ地域専用となります。ドイツで日本のドライヤーを使うためだけに存在しているような商品です。

 

 

ドライヤーは絶対に持って行かなくていい

変圧器はいろいろあるみたいだけど、やっぱり、ドイツにドライヤーは絶対に持って来行かなくていいと思います!!!

 

変圧器の値段は4~5,000円が相場のようですが、そのお金があれば、ドイツで新しいドライヤーを買えます。

わたしがドイツで購入したドライヤーは21ユーロでした。安い。

安いけれど、温度・風量調節機能はきちんと備わっています。

以下の記事にて購入したドライヤー紹介&使用方法についてまとめているので、よろしければご覧ください。

【ドイツ】パワフルなヘアドライヤーの使い方【虎の巻】
日本のドライヤーをドイツで使うためには変圧器が必要です。それが面倒なので、わたしはドイツ現地で新しいドライヤーを購入して使用しています。この記事ではドイツの家電量販店でのドライヤー購入ログと、ドライヤ...

 

高くて重い変圧器を買って持って行くよりも、現地の安いドライヤーを買って滞在期間中だけ使う方が賢いのかなぁ、と思います。

 

そして何より、ドライヤーは荷物スペースを占領します。邪魔です。そのスペースがあれば服をあと何枚詰められたかな…(笑)

 

わたしは現地のドライヤーを使用していますが、230Vと電圧が高い=流れる電流が多い=パワーがすごいので、ドライヤーからは強風が吹きます(笑) 髪がすぐに乾くので、いいものですよ。

 

 

まぁ…これはヘアケアに殆どこだわらないわたしの意見なんですけどね(+_+)

ヘアケアにものすごくこだわりを持っていて、普段からめちゃくちゃいいドライヤーやを使っている方は、ぜひ変圧器と一緒に持って行ってください(^O^)/

 

 

ドライヤー以外の電化製品については、以下の記事にまとめましたのでよかったら参考にしてください。↓

ドイツにわざわざ変圧器を持っていく必要は無い!
ドイツに行く際に、変圧器は必ず持って行かなければならないのか。渡航準備をする際にどうしようか悩むところですよね。結論から言うと、持って行かなくて大丈夫です。最近の日本家電であれば、変圧器がなくてもドイ...

 

 

ご参考になれば幸いです(*^-^*)

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