mochidaのドイツ旅行記、今回はドイツ南部バイエルン州、ロマンチック街道の中でも名の知れた観光地Rothenburg(ローテンブルク)へ。語学学校が企画する遠足で参加してきた。
ちょうどクリスマス時期だったこともあり、町の可愛さが何割にも増していた。
前回記録したニュルンベルクのクリスマスマーケットはこちら。
Rothenburg の位置

Rothenburg(ローテンブルク)はドイツ南東部Bayern(バイエルン州)の西に位置している。すぐ左はBaden-Württemberg(バーデン=ヴュルテンベルク州)。
正式名称はRothenburg ob der Tauber(ローテンブルク・オプ・デア・タウバー)というようだ。長いな。”ob der Tauber”の部分が「タウバー川の上の」って意味。タウバー川上のローテンブルク。
周辺都市は、Bad Windsheim、Ansbachなど。Bayern(バイエルン州)とBaden-Württemberg(バーデン=ヴュルテンベルク州)のちょうど境に位置しているので、いろんな街へ足を運びやすい。
ローテンブルクを観光するのであれば、おススメの拠点はフランクフルトかミュンヘンあたり。
エアトリで東京発・フランクフルト行き
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フランクフルト中央駅またはミュンヘン中央駅からはICE(新幹線)とRE(普通列車)を乗り継いで行くのが一般的。ただ、最低2度は乗り換えが必要なのでなかなか辿り着くのが大変なことは承知おきの程。
チケットは日本語対応のアプリOmioで簡単に検索・購入可能。
Rothenburg へは学校の遠足で

2014年12月。当時通っていた語学学校のレクリエーションで、参加者みんなでバスに乗ってローテンブルクへ行く機会があった。
電車の乗り継ぎだとなかなか面倒な位置にある町なので、こういう機会があったのはとてもラッキーだったと思う。


Marktplatz 市庁舎前広場
正面の茶色の建物がRathaus(市庁舎)。町中で一番大きなクリスマスマーケットはここで開催される。

Herrngasse ヘレン通り
かわいいFachwerkhaus(木組み装飾の家)が目を引く。少しわかりにくいが、建物の手前には噴水があって、この時は電話ボックスみたいな箱に入っている。



ご飯休憩
友人と3人で町を歩き回っており、途中ご飯を食べるために入ったお店。
Ratsstube(ラーツ・シュトゥーベ)
Marktpl. 6, 91541 Rothenburg ob der Tauber, Deutschland
人気観光地だし、加えてちょうどお昼時だったこともあり店内は満員。わたしたちは3人だったのだが、3人だけで座れるテーブルはなく、他のグループのドイツ人おじさんと相席することになった。

ビアグラスに手を添えてドヤ顔するmochidaと、相席おじさん。
わざわざビールと一緒に写真を撮るなんてどいうことや…とでも言わんばかりの表情で見られている。
隣のドイツ人おじさんはずっとわたしに話しかけてきたのだが、話の内容がずっと彼のケータイ自慢。Nokiaのケータイの良さを延々と語ってきたので必死に相手をした。
わたしはこの当時、語学学校のA2のクラスに居て、ドイツ語でごく簡単な表現であれば使えるかな、というまだまだ低いレベル。それでもなんとか(おじさんも簡単なドイツ語を使ってわかりやすく話してくれたとは思うけど)ドイツ語でドイツ人と意思疎通をできたというのは、今振り返ってみても、自分に少し自信がついた大切な思い出。
ここで飲んだのはTucher(トゥーヒャー)の白ビール。NürnbergとFürthで醸造されているビール。白ビールは泡立ちがもくもくでフルーティーな味が特徴。
雑貨の屋台

レープクーヘン屋さん
毎度おなじみ、クリスマスでも移動式遊園地でもどこにでも現れるLebkuchen(レープクーヘン)。
近くの大都市Nürnberg(ニュルンベルク)がレープクーヘンで有名なのもあり、この地域はレープクーヘン推しなのかもしれない。

Schokomell チョコレート屋さん
Schokomell(ショコメル)はオーストリアのウィーン発のアートなチョコレート屋さん。プレゼント用のアイデア商品がたくさんあり、この屋台では生活で使用する修理道具の形をしたチョコレート作品を販売していた。

なんじゃこりゃ。
レンチ、ニッパー、馬蹄などなど。これもう本物にしか見えないでしょ。金属の使い古された質感もよく表現されており、とにかくクオリティがめちゃくちゃ高い。絶対外さないお土産だと思う。

わたしも自分用のお土産として購入。レンチと小さなボルト&ナットのセットで10,50ユーロ。

ちなみにこのボルトとナットはちゃんと締めたり緩めたりできる。


豪快にパクリと。

ちゃんとチョコレート!
美味しいし、デザインのクオリティも一級品。
クリスマスマーケットが常に女性の好みに合わせて作られていることに気づいたSchokomellの創設者が、男性を惹きつけるための革新的なアイデアを探し、この商品が生まれたとのこと。確かに男性ってこういう商品好きそうだね。
参照:Handgemachte Schokolade | Kunstwerke aus Wien | Schokomell
St. Jakobs-Kirche

St. Jakobs-Kirche 聖ヤコブ教会
14-15世紀にかけて建築されたゴシック様式の教会。イエスの12使徒の1人、聖ヤコブに捧げられている。

Burggarten
ローテンブルクの町にはかつてお城があったが(Rothenburgって名前がついてるくらいなので)、残念ながら現存しない。
その代わりに、お城の庭園(Burggarten)は今でもあり、そこに入ることができる。

Burgtor 庭園入口にある門

Burggartenからの眺め。都市部とは違う、あたたかくて趣ある景色。



お城の庭園まで散歩し、バスの集合時間も迫って来たのでMarktplatz(市庁舎前広場)へ戻る。
この日は昼頃から雨がパラつき始め、夕方にはしっかり降っていた。「しっかり降る」といっても、ドイツは日本ほど水量が少なくて大したことないのだが。
Uhr der Ratstrinkstube

中央にある白い建物はUhr der Ratstrinkstube(ウアー・デア・ラーツトリンクシュトウーベ)という名の時計塔。
直訳→「市庁酒場の時計」
この時計塔は、かつてこの町を救った勇敢な市長の物語を伝えている。
三十年戦争中の17世紀前半、カトリック系帝国軍からの制圧を受けていたローテンブルク。帝国軍を率いるティリー伯爵の暴走を止めるため、当時の市長ヌッシュさんが彼に挑戦する。
その勝負内容というのが、ワイン一気飲み。
ティリー伯爵は、自分が飲んだ分を上回る1ガロン(=約4リットル)のワインを一気に飲み干したヌッシュ市長に感銘を受け、勝負前の約束通りローテンブルクの町を去った。町に平和が戻ってきた。
町を救った勇敢なヌッシュ市長を市民たちは誇りに思い、この伝説を広めたとのこと。

結構端折って書いているので、お話の詳細はこちらで読んでほしい。
時計の両側にある2つのドアは、午前10時から夜10時まで1時間おきに、長針がピタっと12を指すときに開く。
左の扉からは騎士装束のティリー伯爵、右の扉からは黒い服を着たヌッシュ市長が現れる。市長は巨大なマグカップを口元に上げ、鐘が鳴りやむまでずっと飲み続ける。
時計の両隣の扉が開く様子が撮られたとてもよい動画を見つけたのでシェア。
参照:Ratstrinkstube Clock Tower – Rothenburg ob der Tauber, Germany – Atlas Obscura


Marktplatz近くのお土産屋さん。傾斜のあるところに建っていて、その斜めっているところに感動して写真を撮った記憶。濡れて光を反射している石畳もいい感じ。

ショーウィンドウ内のかわいいジオラマ。
機会があれば、ぜひ本場ドイツのクリスマスマーケットを訪れてみてほしい。
楽天トラベルでもローテンブルク観光ツアーが予約できる。
ローテンブルク&ハールブルク
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フランクフルト中央駅またはミュンヘン中央駅からはICE(新幹線)とRE(普通列車)を乗り継いで行く。
チケットは日本語対応のアプリOmioで簡単に検索・予約可能。
次回は、東ドイツ屈指の人気観光地Dresden(ドレスデン)を訪問する。



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