mochidaのドイツ旅行記、ハイデルベルク編 Part2。今回はハイデルベルク城までの道のりと城周辺の散策を記録。
Part1はこちら↓
Bergbahn
ハイデルベルクといえば橋と城。
ハイデルベルク城は、小高い山の中腹にある。街の中心から細い小道の階段をせっせと登っていく方法もあるのだが、これがなかなか遠いので、ケーブルカー(Bergbahn=ベルクバーン)を使う。
Bergbahn ケーブルカー入場口
Hauptstraße(中央通り)から脇の小道に入って少し歩いたところに、ハイデルベルク城へと繋がるケーブルカー乗車駅がある。
お城へ行くにはHeidelberg, Schloss駅で下車する。
このケーブルカーは単に街の麓とお城の往復だけでなく、山の上の方のKönigsstuhl駅ってところまで運行している。
その終点までを含むチケットもあるが少し高くなるので、お城だけ観光するのであれば、お城までの往復+施設の観光権がついているSchloss Ticketがおススメ。
Schloss Ticketに含まれるもの:
- お城までの往復
- お城の庭への入場
- ワイン樽地下室への入場
- アポテーケ博物館への入場
そして嬉しい学生割引あり。
28歳までの生徒や学生、職業訓練生は割引金額でチケットを購入できる。購入の際に学生証などの証明できるものを提示する。
その割引というのが、なんと定価の半額(笑)
勿論わたしもちゃっかり割引を利用。わたしはこの時ハイデルベルクの民間語学学校の生徒で、ここの学生証を提示した。当時(2014年)は4,00ユーロだったが、今はもう少し高いかな?
Mit Ermäßigung fahren:
Kinder von 6 bis einschließlich 14 Jahren
Schüler, Studierende und Auszubildende bis 28 Jahre (mit Ausweis)
Personen im Bundesfreiwilligendienst, im sozialen oder ökologischen Jahr sowie Freiwillig Wehrdienstleistende (mit Ausweis)
Personen ab einem Grad der Behinderung von 50 (mit Ausweis)
Anwohner und Beschäftigte mit Legitimation
Für Kindergartengruppen: 1,00 Euro pro Person
引用:https://www.bergbahn-heidelberg.de/ermaessigungen
他にも6~14歳の子供も割引適用など、割引になる条件は色々ある。
Bergbahn ベルクバーン車内
斜面に沿った形をしている車両なので、ジェットコースターに乗っている気分になる。
Schloss(お城)駅にて下車。一駅だけなのですぐに到着する。
Schloss Heidelberg
Schloss Heidelberg ハイデルベルク城
初めて文書に登場したのは12世紀後半。戦争や災害による破壊と再建を繰り返しながら今日に至る。
みんな大好きノイシュバンシュタイン城のような、キャッスルキャッスルした建物ではなく、木々の色に馴染む地味な感じの古い廃墟。これが良い。
お城まで登ってくる人たち大半の目的は、このお城を近くで眺めることより、上からハイデルベルクの街並みを見渡すことだと思っている。わたしがそうってだけなんだけど。
お城から望むハイデルベルクの街並み。
この写真ね~良いでしょ、よく撮れてる、自画自賛。夕日が絶妙な角度から差していてナイスタイミングだった。
ハイデルベルク城へは過去に4度ほど訪れたけど、お城の観光はほどほどに、あとはずっとこの景色を眺めたり夢中で写真を撮ったりしていたなぁ。
お城はこんな感じ。
Schloss Ticketにはお城内部への入場は含まれないので、庭から城の外側を眺めるだけになるが、わたし的にはそれで十分。
廃墟をきちんと建物として形を残したまま保存・管理していくのは大変なことだと思う。存在するうちにその姿を近くで見ることができたのは貴重な経験。
左:Friedrichsbau フリードリヒ館
右:Ottoheinrichsbau オット・ハインリヒ館(アポテーケ博物館が入っている建物)
ハイデルベルク城の近くにある建物たち。
Apotheke-Museum(アポテーケ博物館)は、ベルクバーン乗車チケットに含まれていたにも関わらず入場せず。せっかくの機会、もったいない…!
というか、わたしがハイデルベルクを訪れたこの当時は、まだドイツ語も本当に初歩の頃だったから、チケットに何が含まれているかとか、たぶん全然わかってなかったんだろうな。笑
ちなみに、冬にはクリスマスツリーが添えられてイイ感じ。
Großes Fass
続いては、お城と同じ敷地内にある大きなワイン樽の保管庫へ。ここへの入場も、Schloss Ticketに含まれている。
Großes Fass 大樽
建物内、地下に設置されている。220,000リットルほどの容量とのこと。1階部分はお酒を楽しめるスペースとなっている。
大体みんな樽の前でこんなポーズして写真撮るね。こうやって人間の大きさと比べてみると、この樽がとても大きいことが分かる。
樽の傍にはワイン好きの享楽家・ペルケオさん。彼の左手に持っているのは勿論ワインなのだろう。
何かを挽くような器具を手にした写真がフォルダに残っていたが、これがなんだったか覚えていない。何を挽くやつなんだ?ワイン用のブドウ?
ハイデルベルクへはフランクフルト空港や市内からアクセスしやすい場所にあるので日帰り観光にもおすすめ。
続いては、これも名の知れたハイキングコース、哲学者の道を歩く。下の記事へ続く。
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