【2023年4月16日更新】2kg以下の、ちょっとした荷物を日本からドイツへ国際郵便で送る際にかかる料金を、各配送方法・重量ごとに比較してみました。よろしければご参考にどうぞ。
配送方法一覧(2kg以下)
2kgより軽い荷物を送る際に利用できる配送方法は以下の4つです。
・航空便(国際eパケット、小形放送物、国際小包)
・SAL便(国際eパケットライト、小形放送物、国際小包)
・船便(小形放送物、国際小包)
これらの配送方法を大きく2つにカテゴライズすると、「EMSか、それ以外か」です。
EMSは日本郵政が提供している、世界120以上の国や地域に30kgまでの書類や荷物を届けてくれるサービスです。国際郵便では最速なのだとか。
EMS以外の各方法も、同じく日本郵政が手配してくれるサービスです。航空便、SAL便、船便の各々で配送日数と料金が大きく違います。2kg以下でかつ寸法が小さな荷物向けの「国際eパケット」等の安めのサービスも用意されています。
ちなみに、2kgより重い大きな荷物を送る際に適した配送方法については以下に記事で比較しています。↓

配送料金 比較
日本からドイツへ荷物を送る際にかかる料金を、配送方法ごとに比較しました(情報は2023年4月15日現在のもの)。打消し線を引いている配送方法は、現在取り扱い停止中です。
EMS便 (3日) | 航空便 (7日) | 船便 (2か月前後) | ||
---|---|---|---|---|
~1kg | 4,400円 | 国際小包:3,850円 | 小形包装物:720円 国際小包:2,500円 | |
~2kg | 6,700円 | 国際小包:6,000円 | 小形包装物:1,600円 国際小包:3,100円 |
今回は2kgより軽い小さな荷物なので、1kgと2kgのみピックアップしました。
2022年6月1日よりEMS便・国際小包利用料が値上げしています。
近年、輸入コストと諸外国における配達コストが大幅に上昇しており、サービス存続のために国際郵便料金の見直しが必要になったとのこと。そしてすごいのが、EMSと航空便に関しては利用料金値上げに留まらず、その値上げされた利用料金に加えて特別追加料金も乗っけられるというところです…。まあ仕方ないですよね。
SAL便はコロナ期になってすぐに取り扱いが停止され、もうそのまま何年も経っていますね。SAL便は利用料金と配達にかかる日数のバランスが良く気に入っていたので、ちょっと残念です。

EMS便と航空便の特別追加料金
EMS便のドイツ(ヨーロッパ)宛て配送料金内訳は以下の通りです。
重量 | 通常料金 | 特別 追加料金 | 合計 (2022年6月1日~) |
---|---|---|---|
500gまで | 2,900円 | 250円 | 3,150円 |
600gまで | 3,100円 | 300円 | 3,400円 |
700gまで | 3,300円 | 350円 | 3,650円 |
800gまで | 3,500円 | 400円 | 3,900円 |
900gまで | 3,700円 | 450円 | 4,150円 |
1.0kgまで | 3,900円 | 500円 | 4,400円 |
1.25kgまで | 4,350円 | 650円 | 5,000円 |
1.5kgまで | 4,800円 | 750円 | 5,550円 |
1.75kgまで | 5,250円 | 900円 | 6,150円 |
2.0kgまで | 5,700円 | 1,000円 | 6,700円 |
航空便のドイツ(ヨーロッパ)宛て配送料金内訳は以下の通りです。航空便はEMSと違って、重量が1㎏刻みです。
重量 | 通常料金 | 特別 追加料金 | 合計 (2022年6月1日~) |
---|---|---|---|
1.0kgまで | 3,350円 | 500円 | 3,850円 |
2.0kgまで | 5,000円 | 1,000円 | 6,000円 |
参照:https://www.post.japanpost.jp/int/2022fee_change/extra_charge.pdf
特別追加料金の威力すごい。通常料金の1~2割増しになりますね。
一番おススメの配送方法は…
4つの配送方法を比べてみたところ、2kg以下の荷物を送る際におススメなのはEMS便です。
上の表、4つの配送方法を比べて最も安いものは船便です。
しかし、船便は配送日数が2か月前後と恐ろしく長いので真っ先に除外される方法でしょう。2番目に安い方法がSAL便ですが、これも配送日数が2週間前後とそこそこ長いです(まあ現在SAL便は取り扱い停止中ですが…)。
そして、逆に最も高い配送方法がEMS便です。重い荷物を可能な限り早く届けたい場合は配送日数が一番短いEMS便が最適ではありますが、配送料金がちょっと高すぎます。
そこで、配送日数がEMS便と数日しか変わらない航空便をおススメ!…できていたのは数年前までの話。上の料金比較表で明らかな通り、国際eパケットサービスが停止中の現在は、2kg以下の軽くて小さな荷物でも大きな規格での配送になるため、EMS便との料金差がほとんどないんですよね。航空便の方がほんのちょっと安いくらい。
料金がさほど変わらないのであれば、重量が100g~250g刻みで、配送も最速のEMS便を選ぶのがいいのかな、とわたしは思います。
実際に自分の荷物送料がどれほどになるかは、こちらのページでシュミレーションできます。
以上、ご参考になれば幸いです(*´ω`*)
EMS便での発送方法↓

2kg以上の荷物↓

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