【2024年3月17日更新】2kgより重い荷物を日本からドイツへ国際郵便で送る際にかかる料金を、各配送方法・重量ごとに比較してみました。よろしければご参考にどうぞ。
2kgより重い荷物 配送方法一覧
2kgより重い荷物を送る際に利用できる配送方法は下記4つです。
・航空便(国際小包)
・SAL便(国際小包)
・船便(国際小包)
ちなみに、2kg以下の小さな軽い荷物を送る際に適した配送方法については下の記事にまとめています。↓
配送料金 比較
日本からドイツへ荷物を送る際にかかる料金を、4つの配送方法ごとに比較しました(情報は2024年3月17日現在のもの)。打消し線を引いている配送方法は、現在取り扱い停止中です。
~3kgから比較スタート。
EMS便 (3日) |
国際小包 | |||
---|---|---|---|---|
航空便 (7日) |
船便 (2か月前後) |
|||
~3kg | 8,800円 | 8,150円 | 3,700円 | |
~4kg | 10,900円 | 10,300円 | 4,300円 | |
~5kg | 13,000円 | 12,450円 | 4,900円 | |
~7kg | 17,200円 | 16,750円 | 6,100円 | |
~10kg | 23,500円 | 23,200円 | 7,900円 | |
~15kg | 34,000円 | 31,200円 | 9,900円 | |
~20kg | 44,500円 | 39,200円 | 11,900円 |
2022年6月1日よりEMS便・国際小包利用料金が値上げしています。
近年、輸入コストと諸外国における配達コストが大幅に上昇しており、サービス存続のために国際郵便料金の見直しが必要になったとのこと。すべての配送方法において料金が改定されています。
さらにEMS便と航空便に関しては、通常利用料金値上げに留まらず、その値上げされた利用料金に加えて特別追加料金も乗っかるので超高いです。
SAL便はコロナ期になってすぐに取り扱いが停止されて、もうそのまま何年も経ちましたね。SAL便は利用料金と配達にかかる日数のバランスが良く気に入っていたので、ちょっと残念です。
EMS便
EMS便では、世界120以上の国や地域に30kgまでの書類や荷物を送ることができます。国際郵便の中では1番速いので、急ぎの際の利用が想定されるかと思います。配達までの日数は約3日です。
そして「速い」ということはその分手数料が「高い」です。
EMS便のドイツ(ヨーロッパ)宛て配送料金の内訳は以下の通りとなっています。右端の列が実際に支払う合計手数料です。
重量 | 通常料金 | 特別追加料金 | 合計 (2022年6月1日~) |
---|---|---|---|
3.0kgまで | 7,300円 | 1,500円 | 8,800円 |
3.5kgまで | 8,100円 | 1,750円 | 9,850円 |
4.0kgまで | 8,900円 | 2,000円 | 10,900円 |
4.5kgまで | 9,700円 | 2,250円 | 11,950円 |
5.0kgまで | 10,500円 | 2,500円 | 13,000円 |
5.5kgまで | 11,300円 | 2,750円 | 14,050円 |
6.0kgまで | 12,100円 | 3,000円 | 15,100円 |
7.0kgまで | 13,700円 | 3,500円 | 17,200円 |
8.0kgまで | 15,300円 | 4,000円 | 19,300円 |
9.0kgまで | 16,900円 | 4,500円 | 21,400円 |
10.0kgまで | 18,500円 | 5,000円 | 23,500円 |
… | … | … | … |
15.0kgまで | 26,500円 | 7,500円 | 34,000円 |
… | … | … | … |
20.0kgまで | 34,500円 | 10,000円 | 44,500円 |
… | … | … | … |
30.0kgまで | 50,500円 | 15,000円 | 65,500円 |
~3kgから比較スタート。6kgまでは重量は500g刻み、6kg以降は上限の30kgまで1kg刻みの料金になります。
航空便(国際小包)
航空便は、EMS便ほど速くはないにしろ飛行機で一気に運ぶので十分速いサービスです。配達までの日数は約1週間です。
航空便のドイツ(ヨーロッパ)宛て配送料金内訳は以下の通りです。右端の列が実際に支払う合計手数料です。
重量 | 通常料金 | 特別追加料金 | 合計 (2022年6月1日~) |
---|---|---|---|
3.0kgまで | 6,650円 | 1,500円 | 8,150円 |
4.0kgまで | 8,300円 | 2,000円 | 10,300円 |
5.0kgまで | 9,950円 | 2,500円 | 12,450円 |
6.0kgまで | 11,600円 | 3,000円 | 14,600円 |
7.0kgまで | 13,250円 | 3,500円 | 16,750円 |
8.0kgまで | 14,900円 | 4,000円 | 18,900円 |
9.0kgまで | 16,550円 | 4,500円 | 21,050円 |
10.0kgまで | 18,200円 | 5,000円 | 23,200円 |
… | … | … | … |
15.0kgまで | 23,700円 | 7,500円 | 31,200円 |
… | … | … | … |
20.0kgまで | 29,200円 | 10,000円 | 39,200円 |
… | … | … | … |
30.0kgまで | 40,200円 | 15,000円 | 55,200円 |
重量設定は上限の30kgまでずっと1㎏刻みです。
特別追加料金は荷物重量500gごとに250円ずつ増えていき、6kgからは1kgごとに500円ずつ増えていきます。
10kgまではEMSと航空便の料金差は3~500円程度で大したことはないですが、10㎏を超えてくると料金差が開いてきて、航空便の方が安くなってきます。
EMS便と航空便の差額は、15㎏の荷物を送る場合2,800円、20kgの場合は5,300円、30kgの場合は10,300円になります。
SAL便(国際小包)
SAL便は、航空輸送する平面路郵便物(Surface Air Lifted)の略で、船便より速くアンド航空便よりも安く荷物を送ることができるサービスです。同じ飛行機で荷物を運ぶ航空便に比べると届くのが遅めではありますが、所要日数は2週間前後なので気になるほどではないです。
そんなコスパの良いサービスですが、残念ながら現在取り扱い停止中です。
2020年のコロナ期に入ってすぐに取り扱いが停止され、もうそのまま何年も経っていますね。とても気に入ってよく使用していた配送方法だったので、静かに復活を願っています。
船便(国際小包)
船便は、海上輸送でゆっくりと届けるサービスです。配達までに2か月前後かかります。
船便で国際小包をドイツ(第3地帯)へ送る場合の料金一覧表です。小型包装物とは違い重量は1kg刻みになっています。
重量 | 料金 |
---|---|
3.0kgまで | 3,700円 |
4.0kgまで | 4,300円 |
5.0kgまで | 4,900円 |
6.0kgまで | 5,500円 |
7.0kgまで | 6,100円 |
8.0kgまで | 6,700円 |
9.0kgまで | 7,300円 |
10.0kgまで | 7,900円 |
11.0kgまで | 8,300円 |
12.0kgまで | 8,700円 |
13.0kgまで | 9,100円 |
14.0kgまで | 9,500円 |
15.0kgまで | 9,900円 |
16.0kgまで | 10,300円 |
17.0kgまで | 10,700円 |
18.0kgまで | 11,100円 |
19.0kgまで | 11,500円 |
20.0kgまで | 11,900円 |
21.0kgまで | 12,300円 |
22.0kgまで | 12,700円 |
23.0kgまで | 13,100円 |
24.0kgまで | 13,500円 |
25.0kgまで | 13,900円 |
26.0kgまで | 14,300円 |
27.0kgまで | 14,700円 |
28.0kgまで | 15,100円 |
29.0kgまで | 15,500円 |
30.0kgまで | 15,900円 |
参照:料金表(国際小包:第3地帯) – 日本郵便 (japanpost.jp)
一番おススメの配送方法は…
4つの配送方法を比べてみたところ、2kgより重い荷物を送る際におススメなのは航空便です。
上の表、4つの配送方法を比べて最も安いものは船便です。
しかし、船便は配送日数が2か月前後と恐ろしく長いので真っ先に除外される方法でしょう。2番目に安い方法がSAL便ですが、これも配送日数が2週間前後とそこそこ長いです(まあ現在SAL便は取り扱い停止中ですが…)。
そして、逆に最も高い配送方法がEMS便です。荷物を可能な限り早く届けたい場合は配送日数が一番短いEMS便が最適ではありますが、20kg、30kgと高重量の荷物を送る際の料金がちょっと高すぎます。
そこで、配送日数がEMS便と数日しか変わらない航空便がおススメです。
上の表で比較した通り、EMSと航空便では航空便の方が安いです。10kまではEMSと航空便の利用料金はあまり差がありませんが、10㎏を超えてくると料金差がかなり開いてきます。
実際に自分の荷物送料がどれほどになるかは、こちらのページでシュミレーションできます。
以上、ご参考になれば幸いです(*´ω`*)
EMS便での発送方法↓
2kg以下の荷物↓
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