先日、日本からドイツに小包が届きました。実家の母にかねてより頼んでいたもので、量も少ないので封筒で送ってもらいました。
A4サイズの封筒。重量95g。所要日数10日。
料金はなんとたったの240円だったそう。え?国内郵便と間違えてない?!ってレベルの安さです。ちゃんとこれでドイツまで届きました。
手紙ではなく小包として発送すべし
国際郵便は、荷物の内容によって配送方法や料金が変わってきます。カテゴリは以下の通りです。
・手紙
・はがき、グリーティングカード
・荷物(小包)
・印刷物(雑誌、本)
わたしは最初、母に「手紙カテゴリ」で送るように頼んだのですが(封筒で梱包する=見た目が手紙なので)、実は、手紙ではなく「荷物(小包)カテゴリ」で発送したほうが安く済むことが分かったので、そうしてもらいました。
例えば、100gの封筒を送りたい場合。
配送方法 | 料金 | 所要日数 | |
---|---|---|---|
手紙 | 航空便 | 400円 (書留付:810円) | 5日 |
小包 | 航空便 | 240円 (書留付:650円) | 5日 |
SAL便 | 180円 | 2週間前後 |
参照:日本郵便>国際郵便(https://www.post.japanpost.jp/int/index.html)
小包を航空便で送ると、手紙として送るより半分以下の料金で済みます。
また、小包は航空便だけでなくSAL便も選べます(手紙には無いようですね)。SAL便だと航空便よりさらに安くで送ることができますが、到着までの日数が長いのが悩みどころです。
あと、SAL便は必ず所定のフォームに記入しなければならないのでちょっと面倒です。
本当は、航空便やSAL便のほかにEMS(国際スピード便)や国際eパケットという配送方法もありますが、高い!!!
また、所要日数について。
わたしの小包は航空便で配送されたので通常5日程度で届くはずのところを10日かかったのですが、新型コロナウイルスへの対策で飛行機の便数も減っているので、そのために遅れたんだろうな~と思っています。
10日でも全然不足はありませんけどね(*^-^*)
こちらから発送手段ごとの料金比較シュミレートができます。
住所を書く位置
ドイツでは、住所はこんな配置で記入します。
封筒の表、左側(少し上だと良い)に差出人住所、真ん中~右側に受取人住所。
ポイントは3つ
これらに気をつけさえすれば絶対に大丈夫です。

なんでこう断言できるのかというと。わたし、ドイツの物流業界で仕事をしているんです。郵便物に毎日携わっているので、どういう物がドイツ国内でちゃんと届くのか分かります。
両者の住所は、同じ面に記入します。
日本と感覚が違います。日本では表に受取人住所、裏の左下に差出人住所を書きますからね。
記入スペースが小さい場合に差出人住所を省いている人もいますが、万が一の為にも極力書いた方がいいと思います(※差出人住所が不明の場合には返送されるので)。
あとは、とにかく差出人と受取人の位置を間違えないように注意です。左に差出人、右に受取人。
わたしは初めてハガキを出してみたときに差出人住所と受取人住所の位置(左右)を間違えたので、見事に自分の住所に戻ってきました(戻ってきたというか普通に届いた…?)。
住所の書き方
差出人と受取人の配置に気を付けて住所を書きます。
差出人住所の前には、差出人という意味の「Absender(アプゼンダー)」とつけます。省略して「Abs.」と書いても大丈夫です。
受取人住所の前には「An(アン)」とつけます。これは英語でいう「Dear」のようなものです。受取人という意味の「Empfänger(エンプフェンガー)」と書いてもいいです。
ドイツ住所の順序は独特で、
②郵便番号
③都市名
…という並びになっています。
大まかに「日本と逆」と捉えてもらって大丈夫です。
実際に書いてみるとこんな感じ。↓
そして、差出人住所もこれに則り、普段とは逆の順序で書きます。
②番地
③地域(部落)
④市区町村
⑤県
郵便番号に関しては省いても大丈夫です。
わたしは、上画像のような簡易フォームをワードで作成し、住所も打ち込み済みのデータを母に送って、彼女にはそれを印刷して封筒に貼り付けてもらいました。
ローマ字とかドイツ語特有の文字(ウムラウトとかエスツェット)を書き慣れてない人に荷物を送ってもらう際には、印刷して貼るだけのデータを送ってあげるといいかもしれないです。
終わり。
ご参考になれば幸いです(*^-^*)
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