ドイツにて初めて、店頭で返品をする機会がありました。
わたしは日本では結構よく返品・交換をやってきたので慣れているつもりですが、異国の地ドイツにてドイツ語を使って返品を申し出るのは初めて…。
緊張しましたが、とても簡単に返品できたので自信がつきました。
この記事ではドイツでの返品方法をシェアします!
ことの始まり…。
先日、スーパーマーケットREWEにて単四の乾電池を購入したのですが、そのすぐ後にdm(薬局)にて同一のものが安く売っているのを見つけてしまいました。
どのくらい安いかって、dmで売っている電池は、REWEで売られているものの4分の1の値段だったんですよ。
ちなみに、dmで売ってる安い電池はこれです。
単四4本入りで0.85ユーロでした。
ドイツ人の友人曰く、安いけど電池の持ちも悪くなく、これで十分とのことです。
わたしはすかさずdmでこの安い電池を買い、REWEで買ったものを返品することにしました。
いざ、返品
用意するものはたった2つ。
・購入した際のレシート
早速、商品とレシートを持ってお店へ行きます。
ここで注意点がひとつ。
ドイツのスーパーや薬局は、入口と出口が限定されています。一度商品棚への入口を通ったら、お店から出るためにはレジを通過しなければなりません。
お店によっては入口にバーがあって、引き返せないようになっているところもあります。
いつものように、入口から商品棚ブースを経由してレジで返品を申し出ても、疑われる可能性があります。
「返品したいと言って持ってきたこの商品は、今店内から取ってきたものではないか?」と。
ドイツ人の友人からも、「気を付けてね」との助言をもらいました。
返品をしたい場合は、まっすぐKASSEへ!
返品したい商品とレシートを持ってKASSEへ行き、そこで会計作業をしているスタッフの作業合間を見計らって、返品したい旨を伝えます。
返品するために覚えておくドイツ語フレーズはこれだけ。

Ich möchte das zurückgeben.
(これを返品したいです。)
本当にこの一言だけでオッケーです。
商品とレシートがセットで揃っていれば、特に返品理由を伝える必要もないし、スタッフ側から聞かれることもありません。
ここが気持ち的に楽ちんでいいなぁと感じます。
日本で返品する場合は、(返品するものにもよりますが)店員から理由を尋ねられることが多いですよね(笑)
KASSEで会計作業をしているスタッフだけでなく、店の入り口付近で物を運んだり清掃したりしているスタッフを見つけて声をかけるのもいいと思います。
わたしも実際、KASSE付近で床の掃除をしている男性スタッフを見つけて返品を申し出ました。
そうすると、彼は「いいよ!ちょっと待ってね」と言い、普段は使わないのであろう臨時のレジスターを起動してくれました。
彼に返品したい商品とレシートを手渡すと、あっという間に手続きを進め、お金と返品レシートをくれました。簡単!
3.99ユーロの売上がマイナス処理されて、現金3.99ユーロが戻ってきました。
わたしは元々商品をクレジットカードで購入したので、返品処理も同一のカードで行うと思っておりました。
しかしそれを彼に聞いてみたところ、現金での返金処理になることを伝えられました。
REWE全体で返金は現金で処理しているのか、それともスタッフさんの都合で今回だけ現金で処理されたのか…? よくわかりません。
兎にも角にも、ドイツでも簡単に返品ができたので良かったです。
個人的に、返品理由を尋ねられないのがかなり気楽でいいなぁと感じました。
日本での返品よりも、ドイツの方が気軽かもしれません。これからどんどん返品していこうかな(ちがう)
ただ1点。
返品する際には、まっすぐKASSEに向かうということだけ気を付ければオッケーです。
ご参考になれば幸いです(*^-^*)
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