
インターネット依存症なので、ドイツに到着したその日に駅の携帯ショップでSIMカードを買いました。
店員さんからおススメされたVodafone(ボーダフォン)のプリペイドタイプであるCallYaを選びましたが、通信速度も快適で月額も安いのでおススメです。
Vodafoneとは
Vodafone(ボーダフォン)ってかなり懐かしくないですか(笑)
Vodafoneはイギリスに本社を置く世界最大の携帯電話事業会社で、かつては日本にも子会社を置いていました。最初は「ジェイフォン」という名前で、2003年に「ボーダフォン」と改称します。そのわずか3年後の2006年に、ボーダフォンはソフトバンクモバイルの傘下という形で提携しました。
なので、日本で「ボーダフォン」という名前で売り出していたのはわずか3年余りってことなんですよ。日本に存在するボーダフォン機種は価値がありますね。
ドイツでのVodafone
ドイツにおいて、Vodafoneは業界大手です。競合他社には、「T-mobile(Deutsch-Telecom)」「O₂」なんかがあります。
これら3社の中では、元は国営のT-Mobile(Deutsch-Telecom)が一番シェア率の高い会社だと思います。T-mobileの回線を利用したMVNOもたくさんあります。そのMVNOのうち「Congster」のSIMカードを、5年前のドイツ滞在時は使っていました。
SIMカードを購入
SIMカードは携帯電話ショップはもちろんのこと、駅ナカのお店、ドラッグストア、スーパーなど様々な場所で手に入ります。わたしは駅ナカの携帯ショップで買いました。
購入する際に必要なものは、
◆ドイツ国内の住所
この2つがないと絶対に売ってくれません。わたしの前に並んでいたお客さんは、パスポートを持ち合わせていないことで携帯の購入を断念していました。
わたしはドイツに到着したばかりでパスポートも携帯していたので、店頭ですぐに買うことができました。
住所に関しては、まだ住民登録をしていない段階でしたが、問題ありませんでした。
躊躇いがちに店員さんに「今日から住むことになる住所なんだけど…」と言ったところ「うん、いいよー」という感じでサクサク作業を行ってくれました(笑)
CallYa Smartphone Special
購入したパッケージはこれ。
Vodafoneが提供するプリペイドタイプのSIMカード「CallYa」です。
CallYaのSIMカードにも数種類ありますが、普段使いには十分でなおかつ安いコースである、この「Smartphone Special」を店員さんが選んでくれました。
購入後に気づいたのですが、店員さんが売ってくれたパッケージは4年前の2016年のものだったんですよ(笑)
「うわー!騙されたー!」と思って最初は泣きそうになったのですが、SIMの中身は最新のものにアップデートされていることが分かりました。だから大丈夫。さすが大手ボーダフォン、ぬかりないです。
プリペイドタイプのSIMカードは、日本で言うところの「2年縛り」のような契約をせずに簡単に購入→安く利用できるので本当に便利です。
既に10ユーロ分のチャージが入った状態のものを、初期費用込みの25ユーロで買いました。今考えるとちょっと高めかな…(笑)
内容物
- SIMカード
- 利用開始の手引き
- 説明書
- 口座引き落とし申込ハガキ
通信プラン
プリペイドタイプ「CallYa」の「Smartphon Special」は、4週間で10ユーロのプランです。
◆200分の通話とSMS
◆料金内でEU諸国での利用も可能
この内容が、4週間たったの10ユーロは破格だと思います。
ギガ数に関しては、2016年のパッケージと比べるとかなり増えたようです。2016年パッケージだと750MBですが、2020年1月現在は2.5GBです。
ドイツは街中の至る場所でWiFiが無料提供されているので、ひと月に2.5GBでも十分足りてしまいます。むしろ余らせるくらいでしょう。もちろんホテルにもお家にもWiFiがあるので。
また、ドイツ国内だけでなくEU諸国でも同じ料金の中で利用できるのは素晴らしいです。ヨーロッパ旅行をするときにとても助かります。
オプションで追加通話や追加インターネットも選択できます。
SIMフリースマホ
SIMカードは、SIMフリースマホの中にぶち込んで使います。
わたしは日本で使っていたSIMフリースマホをドイツにも持ってきました。
モトローラ「Moto G7 Plus」は、デュアルSIMタイプのスマートフォンです。ひとつの端末にSIMカードを2枚とさらにSDカード1枚の合計3枚を同時に入れることができます。
日本では、通話のみのプランのFOMAカードと、データ通信のみのMVNO SIMカードの2枚で通信費を抑えて使っていました。使い方が広がるし、カメラの画質もそこそこ良いのでおススメです。
アクティベーション
SIMカードを入れ込んで設定を行います。
SIMカードの大きさはSIM、microSIM、nanoSIMの3種すべてに対応しており、自分のスマホに合う形で切り取ることができます。
スマホに入れ込んだら、画面でPINの入力を求められるので、カード裏面にある4桁のPINを入れます。これで完了!すぐに開通します。
矢印で指したところにプリントされた数字が、電話番号です。
チャージ方法
SIMカードのアクティベーションを行ってから4週間経過したら(経過する前に)、新たにチャージをしなければなりません。そのチャージ方法が豊富でとても便利です。
・ウェブ
・アプリ
・チャージ用カード
・口座引き落とし
わたしはアプリでチャージしてみました。
MeinVodafoneをインストールして開き、Wi-Fiを切ってVodafone回線のみで接続することにより自然とログインされます。
まだ1.7GBも残っている…繰越せないのがもったいない(´;ω;`)
右下の「Aufladen(チャージする)」を選択します。
上の方に「最低15ユーロチャージしてね」って書いてあるんですけど、このSIMカードは10ユーロで機能しなければならないはずなので、余分にチャージしたくありません。
ということで、わたしは5ユーロを2回チャージしました。この5ユーロという選択肢はアプリのみなのだそうです。
1回目のチャージは無事に成功、2回目は1回目のカード情報が保存されているため、楽に支払うことができました。
そして2回目のチャージも無事に成功。チャージ後すぐには数字に反映されなくて焦りましたが、5分も待てば表示されました。
これで次の4週間も安心して利用することができます。
パッケージには口座引き落としハガキが同封されていました。
口座引き落とし登録をすると、チャージ分が5ユーロを下回ると、自動的に15ユーロ分チャージ(引き落し)されるようです。便利ですが、15ユーロ勝手にチャージされてしまうのはちょっと…という感じです。
これでひと安心
電話番号を手に入れたら、SMSの送受信がが可能になるので、SMS認証が必要な手続きなど色んなことをできるようになります。
ネットバンクのN26も、手続きの中でSMS認証が必要でした。

あと、電話番号って結構色んなところで求められる気がします。語学学校の申し込みフォームとか、求人申し込みフォームとかでは電話番号は必須項目であることが多いです。早めに用意すべきですね。
わたしは今回「Vodafone」という業界大手のSIMを買いましたが、ドイツでは大手回線を利用したMVNOも盛んなので、大手のVodafoneやT-Mobileより安いプランを提供する会社もたくさんあると思います。
しばらくしたら安いものも試そうかな…。
また更新します。
ご参考になれば幸いです(*^-^*)
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