ドイツ生活も2か月が過ぎようとしています。
2か月なんてまだまだ「Ich bin neu hier.(わたしはここで新しいです)」状態なので、ドイツと日本の違いを、日々、驚きとともに感じているところです。
今回はPart 2ですが、日本とドイツとの違いで困るもののなかでも、【交通】に関するものをピックアップしてまとめてみました。
Part 1はこちら。↓

それでは、「ドイツで感じる!日本とここが違って困る!【交通編】」を挙げていきます。
交通料金が高い
ドイツの交通料金は、日本よりもだいぶ高いです。(チーン)
日本でも関東、関西、九州など地域によって料金に幾ばくか差はありますが、それらを一段と上回る高さです。
そもそもドイツと日本では公共交通機関の料金形態が違うので、お互い比較対象にはならないのかもしれません。
いや、でもやっぱり額面が高いので、高いものは高いです。(迫真)
実際に料金を紹介します。
ドイツでは、大まかに決められた区画ごとに一定の料金で公共交通機関を利用することができます。
わたしが住む州(ノルトライン・ヴェストファーレン州)を例にとって説明します。区画ごとの大人1回券の料金は以下の通りです。
区画A | 2,80ユーロ |
---|---|
区画B | 6,00ユーロ |
区画C | 12,80ユーロ |
区画D | 15,40ユーロ |
これ、1回券(片道)ですよ。高すぎませんか(笑)
上の図で示したAが最小区画で、例えば、自宅の最寄り駅とその前後の駅くらいまでの本当に小さな範囲です。(地域にもよります)
わたしはよくB区画の街まで出かけるのですが、その場合は片道6,00ユーロかかります。距離にしてはたった15㎞ほどです。
15㎞って、JR東日本で例えるとJR京浜東北線・大宮駅⇔川口駅間くらいです。その料金は220円です。同じ距離なのに、ドイツでは3倍以上もかかるんです(+_+)
ドイツの交通料金形態のよい点を挙げるとするならば、区画のチケットを買えば、その区画範囲を走る公共交通機関…バス、トラム、電車(ICEなどの高速鉄道を除く)をすべて利用することができることです。
Dが一番大きい区画で州全体なのですが、区画Dのチケットを買えば、州全体の公共交通機関を利用することができます。これは素晴らしいです。
ただ、1回券だと本当に高いです。毎回こんなに高い料金を払ってられません。
なので、だいたい皆さん定期券を持っています。定期券もそこそこ高いのですが、交通機関に乗るたびに高い1回券を買うよりはトータルで安く上がります。
そして、学生さんであれば区画Dのもを安価で手に入れることができます。ドイツで留学する人は、この恩恵を受けられますね。
わたしはただの一般ワーホリ民なので、定価の高い定期券を買わねばなりません。家計を圧迫してくるので、なかなかつらいです……トホホ。
電車が停まらず通過する
ドイツでは、電車が大幅に遅れているときにいくつかの停車駅をすっ飛ばすことが、よくあります(笑)(笑えね~)
ドイツの電車が遅れるのは日常茶飯事なのですが、それはそれで「まぁ仕方ないかな」と既に受け入れています。
しかし停車駅をすっ飛ばすのはどうなんだ?!仕方ないと受け入れて然るべきものか?!
わたしが日常的に乗っているのはS-Bahn(エスバーン)という一般的な電車なのですが、電車が大幅に遅れるとそれを取り戻す(?)ために、いくつかの停車駅をすっ飛ばします。頻度は高めです。
しかも、そのアナウンスを直前に行います(笑)(笑えね~)
直前ですよ?これが本当に困る。わたしはドイツ語がまぁまぁ聞き取れるからいいけど、それでも結構ギリギリよ。
聞き取れない外国人もたくさんいるでしょう。せめて駅のホームの電光掲示板で事前に表示してくれ。頼む。
電車の到着ホームが直前に変更される
停車駅をすっ飛ばすのと同様に、電車の到着ホームの変更もしょっちゅう行われます。
Gleis 4(4番線)に着く予定の電車が、突然隣のGleis 3(3番線)に変更なんて日常茶飯事です。
もう一度言います。日常茶飯事です。
いつもの通り4番線で電車を待っていたら、なぜか3番線に電車が来ます。アナウンスが事前にある時もあれば、全く無いときもあります。(ふざけんなよ)
これ、慣れてない外人はで分からないからマジでやめてほしい。頼む。
日本だったら、もし電車が大幅に遅れたとしても、それでも同じ方向に進む電車は絶対に同一のホームに停車するでしょ?突然変更するから困惑するんですよね。変更しないでよ。頼む。
というわけで、ドイツに交換留学や語学留学、ワーホリで来られる方は、よく注意してくださいね。
交通に関する、ドイツ日本間での相違を感じたら、また更新します。
ドイツ日本間の相違に関して、他のシリーズはこちら。↓

ご参考になれば幸いです(*^-^*)
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