【1回目】ビオンテックのワクチン接種してきた in ドイツ

先日、ついにわたしもワクチン(ビオンテック?バイオンテック?)を接種してきましたので感想を記録しておこうかなと思います~!

 

ワクチンは接種後の副反応でいろんな話を見聞きしていて、正直どうするかすごく悩んだんですけど………

 

いや、嘘です(笑)

ちょ~~~っとだけ悩んだんですけど、やっぱりワクチンパスポートがあった方がレストランでの飲食やホテル宿泊等において何かと便利なので、接種を決断するまでにそう時間はかかりませんでした。3秒くらい。

 

 

元々はワクチン接種には優先順位が設けられていて(日本もそうだと思いますが)、各々が都合のいいタイミングで自由に接種することはできなかったのですが、

5月17日に行われた連邦と州の保健大臣会合にて、ワクチン接種の優先順位は2021年6月7日以降、順次撤廃されることが決定されたんですよね。

 

わたしが住むデュッセルドルフがあるノルトライン・ヴェストファーレン州では、6月26日以降、16歳以上の全市民が自由にワクチン接種の予約を取ることができるようになりました。

 

さて予約を取ろう…と思いながらインターネットサイトを見ていたところ、なんと、デュッセルドルフでは予約なしでも接種できることが判明…!

そうと分かれば、一々予約を取るのも面倒。予約なしで行くことにしました。

 

デュッセルドルフにて、予約なしでワクチン接種を受けられる場所は以下の通り(2021年7月29日現在の情報)です。

■Impfstelle Hauptbahnhof, Bertha-von-Suttner-Platz, Atrium
デュッセルドルフ中央駅反対口、ベトラ・フォン・シュットナー広場、アトリウム
■Impfstelle U-Bahnhof Heinrich-Heine-Allee, Verteilerebene gegenüber Servicepoint der Rheinbahn
地下鉄ハインリヒ・ハイネ・アレー駅、ラインバーン・サービスポイントの反対側
■Impfstelle Flughafen Düsseldorf, Terminal A, Ankunftsebene (ab Montag, 2. August, in Betrieb)
デュッセルドルフ空港、ターミナルA、到着エリア

引用元(ドイツ語):Impfen | Corona in Düsseldorf (duesseldorf.de)

 

上記3会場では、月曜日から日曜日まで毎日10時~19時までワクチン接種を行えます。すごいよね。ワクチン関係で動いている現場の人たちには本当に頭が上がらない……。本当にありがとうございます。

 

そんで、わたしは1番上の会場に行ってきました。

 

Impfstelle Hauptbahnhof, Bertha-von-Suttner-Platz, Atrium

デュッセルドルフ中央駅の反対口(インマーマン通りが無い方)を出てすぐのところにあるベトラ・フォン・シュットナー広場を、真っ直ぐ抜けて左手にある建物。そこがワクチン接種会場になっています。

 

わたしは早朝から近場で用事があったので、朝8時には会場前に到着することができました。

しかし、8時はさすがに早すぎた模様……。誰も並んでいないどころか、整列用の柵?もまだ設置されていなかったので、一旦撤収。街を徘徊しながら時間をつぶしました。

 

そして9時半に再び会場へ。

相変わらず誰も並んでいなかったものの、整列用の柵が用意されてました。なので先頭にスタンバイ。

 

9時45分頃から人がちらほらやってきて、10時ちょっと前には15人ほどの列になりました。早めに並んでおいてよかった。

 

 

10時ぴったりになると、中からスタッフさんが出てきて私たちを少しずつ中へ案内してくれました。

まず、デスクに座っている事務スタッフさんの所へ行き、自分の身分証明書を見せたり連絡先を登録してもらったりします。

どのワクチンを接種するかもここで決めて、その種類によっては次回の接種日程も予約します。

 

この会場では以下の2種類のワクチンが選択可能でした。

■Johnson & Johnson(ジョンソンエンドジョンソン)
■BioNTech(ビオンテック / バイオンテック)

 

ジョンソンエンドジョンソン製のワクチンは接種回数が一度で済む一方、ビオンテック製のワクチンは4週間以上の期間をあけて二度の接種が必要です。

なので、ビオンテックを選択する場合は2度目の接種日程を予約します。わたしもビオンテックを選んだので、ぴったり4週間後に予約を取りました。

 

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ワクチンの選択について。

本当はビオンテックではなく、接種が一度で済むジョンソンエンドジョンソンが良かったのですが、ジョンソンエンドジョンソンは血栓症を発症するリスクが高いことが発表されているようで、おすすめされなかったんですよね。

J&J製ワクチン接種後の血栓症リスク、コロナ感染死リスクの40分の1
新型コロナウイルスに感染して死亡するリスクは、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のコロナワクチン接種後にまれなタイプの血栓症を発症するリスクよりも40倍高いことが、CNNによる分析で明らかになった。

 

接種会場で事務スタッフさんや医師の方とお話をしたのですが、ドイツ語だとなんとなぁ~くしか解らなかったので、上の記事を読んでようやく把握しました(笑)

 

ジョンソンエンドジョンソンは60歳以上の方が接種できます。

……と言われた理由がわかった。

ジョンソンエンドジョンソンのワクチンを打って血栓症…の中でも血小板減少症を伴うもの(TTS)の発症者の年齢層は18~59歳だったみたいですね。だから60歳以上推奨にしているんだ。

 

事務スタッフさんや医師の方は「60歳以上の方なら接種できます」と言ってはいたけど、リスクを負う覚悟がきちんとできるなら、ジョンソンエンドジョンソンを選択することもできたみたい。

でも、もう大体の人がビオンテックを選ぶとのことだったので、わたしもビオンテックにしちゃいました。

 

 

接種するワクチンを決定して次回の予約も取ったら、問診票を挟んだバインダーを渡されました。

今風邪をひいていないか?熱はないか?過去に薬によってアレルギーを起こしたことがあるか?現在妊娠中か?……などなどよくあるやつです。

それらにNein! Nein! Nein!とチェックをつけまくり、ついに接種タイム!

 

ついたてで軽く区切られたブースにて、出張で来ている看護師さんから、口頭で改めて風邪をひいていないか?熱はないか?等の質問をされます。慎重です。

ここでさらに以下の質問。

 

ワクチンパスポートは持ってきていませんか?

 

えっ、ワクチンパスポートってここで貰えるんじゃないの…?(笑)

 

てっきり接種会場で配布されるものかと思っていましたが、パスポート台紙自体は薬局(アポテーケ)で買うのだそう。

その台紙に、接種を証明するシールを貼ってもらうらしい。

黄色いノートなんだって。今週には買いに行きます。

 

 

追記:

後日、近所の薬局(アポテーケ)でパスポート台紙を買ってきました。

黄色い画用紙を束ねてホチキスで留めた簡単な冊子です。一冊1,90€でした。

 

対コロナワクチンだけでなく、他のワクチン接種歴も記録できるようですね。上の写真は、対コロナワクチン用のページです。

 

透明のファイルに入れて渡してくれました。親切!

 

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さて話は戻りまして、ついにお注射のとき…!

利き腕じゃない方に打つことをおすすめされたので、左腕を出しました。

チクリとしたかな…?どうかな…?くらいのかすかな感触で、あっという間に終わってしまいました。思わず「痛くなかったァ~!!!」なんて子どもみたいなことを漏らしちゃったよ!(笑)

 

そして針を打ったところにパッチを貼られ、外の待機場所で15分座っておとなしくするように指示されます。

 

待機中にパシャリ(女子高生か!!!)

 

注射をしてくれる看護師さんに不都合がないように、と敢えてタンクトップを着てきましたが、別にどんな服を着ていても大丈夫そうでした。本当に一瞬で終わります。

 

15分経ったかなぁ~という頃合いで、会場を後にしました。会場に入ってから待機を終えて出るまで、トータルで45分かかりました。

わたしは今回が初接種で、個人情報を登録してもらったり2つのワクチンに関する説明を聞いたりしたため少々時間がかかりましたが、2度目の接種はもう少しスムーズにいくかなと思います。

 

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さて、腕の痛みについて。

 

ワクチン接種の瞬間や接種直後は全く痛くなくて、そのあとも街を余裕で徘徊できていたのですが、数時間後に腕に痛みを感じ始めました。

わたしの場合は4時間後くらいだったかな…。

 

筋肉痛のような痛みが出るよ。
何日もは続きませんからね。

 

……と、注射をしてくれた看護師さんが言っていましたが、確かに、筋肉痛のような…そうじゃないような痛みが出ました。

腕がジンジンして、触ると痛み、肩より上にあげられなくなりました。

こうも痛いと何をする気も起きず、この日は早めに就寝。

 

 

そしてこの痛み、結果から言ってしまうと40時間ほど続いたんですよ。

初期の「ん…?なんだか痛いカモ?」という程度から、ものすごく痛い期を経て、「ほとんど気にならないかな?」程度になるまでに、約40時間。

ものすごく痛い期は、指で少しさすったり着ている服が少し強めに触れるだけでも痛かったです。つまり服を脱ぎ着するときですよね。すごく変な格好で着替えてました。

 

夜は、注射を打った側の腕…左を下にして眠ることができなかったです。

接種した日と、その翌日の夜。二晩とも!

 

接種から三日目の晩は、自由に寝返りを打って眠ることができるくらいまで、痛みは気にならなくなりました。

そして痛みが完全に完っっっ全に消えたのは、48時間…2日以上経ってからです。でも、これはきっと個人差があります。

 

 

わたしは腕が痛くなったり腕をあげられなくなっただけで、熱は出ませんでした。その他にこれといった症状も出ていません。

体質によっては副反応が強く出る人もいると思いますし、また、腕が痛くてあまり動かせないと職種によっては全然仕事ができなくなります。

 

ワクチン接種翌日は、仕事を休むしかない!

わたしも2回目の接種日の翌日は絶対にお仕事を休もうと決めました(笑)

 

 

記事を読んでくれてどうもありがとうございました。

これからワクチンを接種される方のご参考になれば幸いです(*´ω`*)

Bleiben Sie gesund!

 

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